健診について

 皆さん、「Super Normal」という言葉、ご存知でしょうか。「Super Normal」とは、人間ドックの全項目で異常の認められなかった受診者のことをいいます。今回はこの「Super Normal」についてお話します。

Super Normal 頻度 ~地域別~

下の図は、日本人間ドック学会が2013年度集計した、人間ドックの全項目で異常の認められなかった受診者(スーパーノーマル:Super Normal)の頻度を地域別で示したものです。全国平均をみてみると1984年の割合は29.8%でしたが、2013年は6.8%と減少しており、軽度から重度まで何かしらの異常がみられていることがわかります。

Super Normal 頻度 ~性別・地域別~

 性別での全国平均をみても地域別と同様のことがいえます。10%を超えている地域は北海道のみとなっています。性別でみると北海道の男性・女性、中国・四国の女性が10%を超えている状況です。

なぜSuper Normalは減少しているの?

理由① 近年、様々な学会で疾病の重症度判定のガイドラインが発表されており、それらの学会の基準に沿って判定基準を作成しています。また、特定健診が開始となり、腹囲が追加されたことで従来より判定によって指摘を受ける人が増えたと考えられます。
理由② 日本全体が高齢化していることに伴い、人間ドック受診者も高齢化してきています。年々身体機能が低下してくること、不規則な生活習慣の蓄積が顕著化してくること等から指摘を受ける人が増えたと考えられます。
理由③ 社会環境が目まぐるしく変化することに伴い、受けるストレスが増加すると共に、生活習慣を悪化させる要因になっていると考えられます。
理由④ 外食産業やコンビニエンスストアの普及により、和食中心から洋食や中華料理など嗜好が多様化し、脂質や糖質の過度な摂取、野菜摂取量の減少となっている。また、交通機関の発達や車の保有者数の増加が歩行量を減らし、疲労による運動意欲の低下と共に、身体活動量の低下を来たしていると考えられます。

健康診断だけでなく、その後のフォローも大切です

Super Normalの割合が減少していること、生活習慣病関連項目の異常頻度が増加していることから健康診断を受診する受診することだけでなく、健康診断を受けた後の行動も大切となってきます。年1回の健診を受けることで、早期発見・早期治療につなげていただくと共に、毎日の生活習慣を振り返っていただくことで予防につなげていきましょう。




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