newへるす No.34
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22健康ばんざい 女優の若尾文子さんの人気が、ブームという言葉がふさわしいほど盛り上がっています。ロングインタビュー本『若尾文子〝宿命の女〟なればこそ』(立花珠樹著、ワイズ出版)が刊行され、出演作を集めた「若尾文子映画祭 青春」の特集上映も、去年から今年にかけて各地で開かれました。デビューから64年。今なお、幅広い世代のファンの憧れの的であり続ける若尾さんに、映画への思いや健康管理などについて伺いました。〝若尾ブーム〟再燃に感激健康法はエアロバイク             女優               若尾文子さん▼うれしいファンレター 若尾さんが映画の世界に飛び込んだ1950年代は、日本映画の黄金時代でした。映画館の年間入場者数は、1958年に11億2745万人というピークを迎えます。これは「国民1人当たり年間12回映画館に行った」という計算になります。製作本数も年々増加し、60年には年間547本を記録します。 こうした盛況の中で、若尾さんは毎年、年間十数本もの作品に出演していきます。文字通り「撮影所の生活が青春のすべて」

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