newへるす No.40
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コロナ禍においては、YouTubeと報道されている。あれから2年、我々が知った新たな事実の数々。パンデミックがこんな事に影響を及ぼすのか…。◎運動習慣の有無が大きく影響サンパウロ州立大学のチームが興味深いデータを報告している。彼らは世界各国35研究機関によるオンライン調査データを含めた研究により、パンデミックのために外出制限が当たり前になった数か月後には、世界中の人々の運動量いる。外出を自粛⇨運動不足⇨体重増は33・5%低下し、座位行動は加⇨血糖・脂質など血液データ悪化そして筋力低下という負の連鎖である。WHOは、ウォーキングなど中強度運動を週150分以上、もしくは高強度運動を75分以上行うことを勧めている。またエコノミー・クラス症候群のメカニズムからも想像が可能かと思われるが、長時間座位となりそうな状況では、30分とか60分に一度は、座位から立ち上がり、屈伸運動などの軽い運動を行うことが望ましいとされている。米国最大の健康保険システムであるカイザー・パーマネンテが2020年1月から10か月に渡って行った調査では、1日30分×週5回のウォーキングを続けることにより、新型コロナ感染症が重症化するリスクを大きく低下させることができると報告されている。カイザー・パーマネンテのフォンタナ医療センター家庭医・スポーツ医学のロバート・サリス博士は「運動習慣の有無が新型コロナ感染症に明らかに影響することに驚いた。肥満や喫煙など他の危険因子について考慮しても、運動不足は新型コロナ感染症による入院、集中治療、死亡の確率を明らかに上昇させた」と述べている。などにて「自宅で実施可能な運動」をテーマに配信しているチャンネルが多数あり参考になるが、いさ28・6%上昇したとレポートして      コロナ禍での健康維持18トピックス

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