newへるす No.40
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題の一つとなっています。そこで今回は、あらゆる面で健康長寿に寄与する抗加齢(アンチエイジング)対策の中でもお肌のアンチエイジングについて述べていきます。☆お肌の大敵は紫外線だけにあら皮膚の変化は最も老化を表しや     究で明らかになりました。(若々すい部分であり、2009年には見た目年齢と寿命との関係性が研しく見える人ほど長生きしている!)これには喫煙、空気汚染、紫外線、肥満、睡眠、うつ傾向などの関与が指摘されています。シミ、しわの大敵が紫外線であることは周知の事実ですが、外側からのアプローチだけではその効果は不十分で、生活習慣に基づいた内側からのアプローチも非常に重要な要素なのです。☆まずは生活習慣を振り返る生活習慣の乱れに始まり、まず肥満、そして高血圧、食後血糖高値、脂質異常症といった代謝異常を発症し、脂肪肝などの肝機能障害、動脈硬化を進展させ、ついには糖尿病、生命予後に直結する心筋梗塞、脳血管障害の発症に至る一連のプロセスをメタボリックドミノと呼んでいます。ドミノ倒しのように最初の一コマが倒れれば下流に向けて連鎖的にコマは倒れていきます。老化のスピードを緩やかにしていくためには、その流れを止めることこそが大事なのです。まり関連がないかの様に思われるかもしれませんが、そこには密接な関係があるのです。代表的なものを挙げていきましょう。1.血糖値反応が亢進し、終末糖化産物(AGEs)というものが多く作られます。このAGEsは糖とタンパク質が結合することで生成される褐色の物質です。これが皮膚に老生活習慣病が皮膚の老化とはあ血糖値が高いと生体内では糖化ず?! 生活習慣とお肌のアンチエイジング23

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