newへるす No.40
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廃物として沈着すると、肌のシミ、くすみ、黒ずみだけでなく、コラーゲン繊維を固くし肌の弾力性を失わせます。このAGEsは体内で生成されるだけでなく、食事からも摂取しているのです。パンやパンケーキの焦げがその一例です。糖質の摂り過ぎや摂り方には注意しましょう。2.動脈硬化悪玉コレステロールや中性脂肪が高くなると動脈硬化を進展させますが、動脈硬化が起こっている血管の内側は、血管内皮細胞という細胞が障害されており、その際に分泌される物質がシミ、くすみの原因であるメラニン色素を作るメラニン細胞を活発化させてしまいます。また動脈硬化が進めば血流も悪くなって老廃物の運搬に支障を来し、二重三重に皮膚の老化を速めてしまう結果に繋がってしまうのです。バターなどに代表される飽和脂肪酸よりオリーブオイル、EPA、DHAに代表される不飽和脂肪酸の摂取を心がけ、カロリーの摂り過ぎに注意をして継続できる適度な運動をするようにしましょう。3.喫煙 タバコは数百種類の化学物質から作られており、それらが身体に入ってくることでそれを除去しようと活性酸素を大量に発生させてしまいます。その活性酸素が細胞の酸化を招き、つまり細胞をサビさせてコラーゲン繊維の生成を低下させるため肌の弾力が失われ、シワやたるみの原因となってしまうのです。タバコは皮膚だけでなく全身の細胞をサビさせます。喫煙者の方はぜひ禁煙にチャレンジしてください。☆老化防止のカギとなる抗酸化力   発生します。それ自体は細菌やウ取り込まれる酸素が体内で変化しイルスから身体を守ってくれる大活性酸素は、私達が呼吸をして生活習慣とお肌のアンチエイジング24

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