newへるす No.40
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も、昨年から再開している。 「今の方が前よりゴルフを理屈で分かることができ、20代の時より飛んでいるかもしれません」▼コロナ禍の“陰と陽”コロナ禍は田中さんの仕事に    の現場でも、芝居に関してはマも多大な影響をもたらした。 「ちょうど仕事で独立した後にコロナが流行し始めたので、仕事が自粛になったりしてとても大変な状況になりました。仕事スクを外さなければならないので、感染への大きな不安もありました」しかし、コロナ禍は“陰”の側面ばかりではなかったという。コロナ感染拡大を抑えるために、全国的に自治体から出された厳しい行動制限要請。 「誰もが今まで普通にできたことができない、きつい状況を味わったと思います。“陰と陽”の側面ってだれにもあると思うんです。コロナ禍に対しては、私もある意味はどん底だったんですけど、逆に、ホッとしたこともあるんです」家の中で多くの時間を過ごす安心感もあったり、犬の散歩も、日課としてよりも、穏やかに空を見ながら散歩したり、旅行ができない分、地元愛をあらためて考えることにもなったりしたという。 「人になかなか会えない中、会いたいという気持ちもありましたが、ポツンと生きていることに安心を感じた部分もあるんです」 「自分と向き合って、自分をよく知ることが大切なのかなと。私は恐らく、ストレスを多めに抱えるタイプです。例えば、『あの人、いっぱい抱えて生きているなあ』と感じる人がいる。その人に対して『抱えていることを一つずつ解決して減らせることができるよ』とは、私は言えストレスへの考え方は明確だ。30

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