newへるす No.40
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βカロテン、ルテイン)、小松菜(ビタミンC)といった野菜。そのほか、キノコ類(グルタミン酸、アスパラギン酸、グアニル酸)、ブルーベリー(ビタミンC、ポリフェノール)、しじみ(オルニチン)などもあります。また、カット野菜は旬の時に収穫されたものを冷凍するケースが多く、栄養価が一番豊富な時期のもの。旬の時期以外に収穫された野菜よりも栄養的に優れていることも知っておきましょう。市販の冷凍食品だけではなく、普段の食生活で助かるのが家庭での冷凍。惣菜の作り置きなどを冷凍しておくことで食卓が豊かになります。ただ、急速冷凍した市販の冷凍食品と比べると、味や食感、栄養価、賞味期限などで劣るところがあるのは否めません。そこで、家庭での冷凍は調理したものをお勧めします。カレー、ミートソース、ひき肉そぼろなど、一食分ずつ小分けにして保存しておくと重宝しますし、そのほか主食のご飯や麺類、ハンバーグ、豚肉の生姜焼きなどメインのおかずになるものも良いでしょう。逆に冷凍に向かないものは、レタス、キュウリ、ナス、ジャガイモ、ゴボウ、生のままの野菜。そして卵、豆腐、こんにゃくなどです。このように冷凍食品はメリットが多く、上手に活用したい食品形態ですが、忘れてはならないのが解凍方法。適切に解凍しないと、味や栄養価など全てが台無しになるのでご注意を。そして、味、栄養バランスなどを考慮し、料理の素材、食卓の一品として、日々の食事に上手く取り入れましょう。■自宅での食品冷凍    35家庭での主食冷凍法◉ご飯を美味しく冷凍保存する手順①炊き上がり、少し蒸らしたら、茶碗などで分量を均等にし、小分けしてラップで優しく包む。②温かいうちに、フリーザーバッグな③金属のバットに平らに置き、冷凍庫④冷凍しておいた保冷剤などを上に被◉食パンを美味しく冷凍保存する手順①パンは一枚ずつラップで包む。②フリーザーバッグなどに並べて入れ③急速に冷凍する。どに平らに並べて入れる。へ。せ、急速に冷凍する。る。

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