と診断されます。◎減量、節酒、禁煙治療は、まず第一に生活習慣の改善が必要です。肥満の方は減量をしていただきます。また、アルコールは気道の筋力を低下させるので習慣的に飲酒(特に寝酒)している人は節酒や禁酒をおすすめします。精神安定剤や睡眠薬も気道の筋力低下を来たすので主治医に減薬や断薬が可能か相談していただきます。また喫煙もCOPDや痰の増加のために酸素濃度の低下の一因となるので禁煙をおすすめします。これだけで改善することもありますが、以下のような治療が必要となることもあります。Ⓐ Ⓑ l ①眠気、熟睡間の欠如、疲労感、不眠②あえぎや息が詰まる等での覚醒③家人によるいびき・呼吸停止の目撃④高血圧、気分障害、認知機能障害、冠動脈疾患、脳卒中、うっ血性心不全、心房細動、2型糖尿病のいずれかを合併この①から④のうちの1つでも該当し且つ睡眠中に10秒以上の無呼吸が1時間あたり5回以上あるとSASと診断されます。または、①から④に該当するか不明でも1時間当たり15回以上あればSASnasaCPAP(経鼻的持続気歯科装具:下顎を突き出すように固定するマウスピースです。重症のSASではあまり効果はないようです。道陽圧療法):鼻に密着するマスクを装着して機械で空気を送り込む治療です。はじめは「マスクを装着するなんてじゃまで却って眠れないだろう」と思う患者様が多いのですが、ほとんどの方は治療を行うと熟睡でき14
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