ている。 「ニンジンって、思ったより簡単に栽培できるんです。たくさんできてしまっても、土の中で保存できるニンジンもあるので、1本ずつ抜いて食べていますよ。ニンジン半分から1本、バナナ1本、リンゴ大きめだったら半分と水をミキサーにかけて。胃腸の調子も随分改善されました。 “ニンジンの美佐子”という感じです!」スとゴルフケが、30代後半に出てきたという。 「とても疲れやすかったし、原因が分からないまま頑張り続けてしまい、体調を崩したこともあります。忙しかったせいで自分の好きなことができないストレス。旅行に行って、ちょっと空を見てみたい。そんな希望が思うようにかなわないんですよね」そんな中、出会ったのがテニス。9年前、53歳の時にテニスを始めた。 「娘が小学生の時、週1のテニスの送り迎えをしていました。一緒のママさんたちはテニス経験者が多くて、『一緒にやろうよ』と誘ってくれたんです。でも私は初心者、みんなは中級以上で。みんなと一緒に練習するために早くうまくなりたい、邪魔しないプレーができるようになりたいと。中級に行くまでに何年もかかりました」 「テニスがなかなか上手になれず、どうやったらうまくなれるんだろうといつも考えていました。とにかくたくさん頑張らなくちゃ上手にはなれない。当たり前のことですが、それがなかなかできないんです。何かを楽しむためには根詰めて取り組む。スポーツもとことん練習する。それで初めて、楽しめるのではないかと思いました」▼“根を詰めて”取り組むテニ20代の体を酷使した働き方のツ20代の頃に打ち込んだゴルフ29
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