newへるす No.40
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かつて「あまり美味しくない」というイメージがあった市販の冷凍食品ですが、時代とともに味もよくなり、種類も増え、スーパーの冷凍食品コーナーは徐々にスペースを広げてきました。さらに、「保存がきくグルメ」    として近年は大注目されており、海外の冷凍食品専門スーパーが日本進出して話題になるなど、食材や軽食だけでなく本格的な料理やスイーツとしても定着。通信販売でも、多くの企業が便利さと美味しさを競っています。の腐敗防止や、食中毒の原因となる細菌を増やさない保存方法としてスタートしました。冷凍は、食品の品質を劣化させる原因となる〈酸化〉〈乾燥〉〈酵素の働き〉を防ぎ、食中毒を起こす細菌の活動を止めます。ちなみに、食中毒の細菌は10℃以下で増殖できなくなり、0℃以下で活動停止しますので、品質を保つには温度が低ければ低いほどいいとされています。しかし、食品の冷凍は元々食品上手に使おう冷凍食品〜バランスの取れた    食生活のために■食品の冷凍技術の進化ここ数年、コロナの影響で私たちの食生活はかなり変化しました。外食回数が減り、家での食事が多くなったのにも関わらず買い物の回数は最小限。そんな中で大活躍をしているのが冷凍食品です。食材、惣菜、名店の味まで購入でき、さらには自宅で作った料理の冷凍も食卓の強い味方になっています。でも味や栄養価、安全性などに疑問を持っている方もいるでしょう。冷凍食品のメリットとデメリットを知り、上手に利用する方法をご紹介します。33

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